生活習慣の変化により肥満、高血圧、糖代謝異常、脂質代謝異常などの動脈硬化症の危険因子を有する方が増加しています。喫煙率が高いことも日本の特長です。これまでは欧米に比較して狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患を有する患者さんの割合が比較的低かった日本ですが、これからは冠動脈疾患の患者さんが増加する危険があると思われます。また、心臓弁膜症などの心臓病については、その原因や治療法もこの20年間に大きく変化しています。新しい治療法も次々と導入されています。
当診療所では、生活習慣病に対する治療を積極的に行うことにより動脈硬化症や冠動脈疾患の予防を目指しています。また、冠動脈疾患、心臓弁膜症、心筋症、不整脈などの心臓病の早期診断、治療を目指しています。そのために、心エコー図検査、運動負荷試験、ホルター心電図などの検査を実施しています。治療法についての最新の情報を提供するよう努めています。
カテーテル治療の必要がある場合には、信頼できる施設に紹介しています。心臓弁膜症など手術が必要な心臓病の場合には、最新の治療法を積極的に実施している施設に紹介しています。私以外の医師のセカンドオピニオンを希望される方には積極的に信頼できる医師を紹介しています。
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