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耳鼻咽喉科・アレルギー科 柴田クリニック-京都シティどっとこむ
Tel:075-751-6600  休診日:水曜日/日祝日、土曜日午後
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いびき・睡眠時無呼吸

● 睡眠中の体位指導

臥位(あおむけ)で睡眠することによって、舌や咽頭の上側の筋肉や軟口蓋(のどちんこ)は、重力の影響で咽頭の下側と後側の壁にくっつこうとします。結果として気道の狭窄を助長し、呼吸障害の程度を悪化させます。

側臥位(横向き)で眠るクセをつけることができれば、軽症〜中等度の無呼吸の場合は改善が期待できます。

テニスボール 側臥位で睡眠をするための様々な方法が提案されていますが、もっとも簡単なものにテニスボール法あります。この方法は、パジャマの背中側の首下にポケットを縫い付けて、その中にテニスボールを入れます。 睡眠中に寝返りをうちはじめると、背中のボールがあたって刺激となり、身体の向きを元に戻すという仕組みです。変法として、女性のパンストを使用する方法もあります。まず、パンストの足の部分にボールを入黷トその両側を縛ります。このボールが背中にあたるように、パンストをお腹に縛り付けて眠るのです。 テニスボール

睡眠時無呼吸症候群患者の呼吸状態(体位による変化)

睡眠時無呼吸症候群患者の呼吸状態グラフ

仰臥位睡眠時(図の左半分)は口・鼻呼吸の乱れが目立ち、呼吸運動も不安定で動きが大きくなっています。酸素飽和度も呼吸の乱れに伴って低下し、気管音(いびき)も出ています。

矢印

寝返りをして側臥位睡眠になると呼吸の乱れは消失し、呼吸運動も少なくすんでいます(仰臥位睡眠時には努力して呼吸運動しないと呼吸が十分にできないのです)。もちろん酸素飽和度も高い値で安定し、いびきも消失しています。

睡眠時無呼吸の中でも、軽症から中等症の場合には体位による呼吸状態の改善の期待ができます。逆に、重症の睡眠時無呼吸の場合や肥満傾向が強い場合には、その効果は減弱します。

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