いびき・睡眠時無呼吸
● 手術加療 詳しくはこちら 鼻閉に対する下鼻甲介高周波メス手術 咽頭レベルの気道を広げる手術(咽頭形成術)などで狭くなっている気道を拡大します。 ● 鼻マスク(n-CPAP) 詳しくはこちら 鼻にマスクを装着して上気道に空気を送り込み、気道がふさがるのを防ぐ方法で、今のところ一番効果が高いとされている治療法です。ただし、鼻呼吸が有効にできないと効果が半減しますので、その場合はCPAPを導入する前に鼻呼吸を改善する必要があります。 ● 歯科装具 詳しくはこちら 睡眠の時にマウスピースを装着して下あごを前方に移動させ、気道がふさがるのを防ぐ方法です。 などがありますが、症例に応じて最適な治療法を選択し、組み合わせる必要があります。
肥満の人は減量によって呼吸障害の程度を軽くする期待ができます。当院では、肥満の患者さんで生活習慣病を合併している、もしくはその予備軍の人に生活習慣の指導を行い、毎月、”体重・体脂肪・内蔵脂肪”の管理を行っています。 ちなみに、生活習慣病などの合併症が最も少なく、理想とされている体重は 「BMI 22 」という数字で表わされます。 (健康新聞 : 肥満度チェック を参照して下さい)
臥位(あおむけ)での睡眠は気道の狭窄を助長し、呼吸障害の程度を悪化させます。 側臥位(横向き)で眠るクセをつけることができれば、軽症の無呼吸の場合は改善が期待できます。側臥位で睡眠をするための様々な方法が提案されています。
数多くの”イビキ防止グッズ”が出回っています。良いものもたくさんありますが、使い方を誤ると大変です。 例えば、鼻の通りが悪い人がテープで口を塞いでイビキを止めようとしたら・・・・、かえって呼吸障害を悪化させてしまいます。 (きっと苦しくて夜中に取ってしまうでしょう) さらに、イビキの音を感知して振動して知らせる機械を毎日使っていると・・・・、イビキをかく度に起こされて結局満足に眠れません。(よく眠れるのは周りの家族だけでしょう)